株初心者のための株式用語
アーニングサプライズ
英語では、Earnings surpriseとなります。Earnings とは、所得、稼いだものという意味を表します。
企業が、経営上、新しいテクノロジーの情報や新規開発商品の情報を行ったり、企業間の業務提携や決算予想などを行った場合、株価は、それに対し、なんらかの反応を示します。
とくに、それらの情報が、それまで市場で認識されていなかった情報であればあるほど、株価は大きく変動していきます。
アーニングサプライズとは、このような予期しない企業の情報発表などで大きく変動する株価の反応をいいます。上向き変動のときは、ポジティブサプライズ、下向き変動はネガティブサプライズといわれます。
板寄せ取引
板寄せ取引とは、単数約定値段方式の取引をいいます。板寄せ取引は、午前9時、10時、11時、午後1時、2時、3時など、時刻や回数を決め、その決めた時刻に買い手と売り手が集合し、その時点で全ての売りと買いを統合し、競り合って値段を決定していきます。
競り方式ですので買い手が多ければ、値段は高くなり、売り手が多ければ、値段は低くなります。売りの数と買いの数が一致するまで値段を競り合い、一致してはじめて単体の値段を決定していくという方法です。取引される1回の「節(せつ)」にひとつの値段がつくられます。
ザラバ取引
ザラバ取引とは、複数約定値段方式の取引のことをいいます。ザラバ取引では、取引時間内(午前9時〜11時、午後は12時30分〜15時30分)であれば、いつでも売買注文を出すことができ、買いと売りが合致すれば取引が成立するという方法です。
ザラバ取引は、価格優先と時間優先の原則にのっとり取引が成立します。売値は安い方が、買値は高い方が優先され、同値である場合は、注文の早い方が優先し、同一の商品について時間とともに複数の約定値段が形成されていきます。
スキャルピング
スキャルピングとは、デイトレの手法のことです。わずかな利幅を狙って短い時間で売買を繰り返すことをいいます。スカルプとは敵の頭の皮をはぐという意味です。転じて、株式市場では、投資顧問業者がある銘柄を買い、推奨し、その結果値上がりしたところで投資顧問業者自らが売り抜けるというやり方をさすようになりました。
スキャルピングは、デイトレーダーの株之助さんが得意とする手法です。
値がさ株 ボロ株
値がさ株とは、株価水準の高い株のことで、株価水準によって、値がさ株、中位株、低位株というふうに呼び名が変わります。株価の水準には、はっきりとした基準はありませんが、通常は、100株単位や1000株単位の株で、株価が数千円以上する株のことをいいます。株価が1,000円程度のものは、中位株、数百円以下のものを低位株と呼んでいます。
傾向としては、低位株は鉄鋼、造船、化学といった、成熟業種とよばれるセクターの銘柄が多いようです。逆に値がさ株は成長性が高いベンチャー企業やハイテク株などの株に多く見られます。
ボロ株とは、超低位株のことをいいます。ボロ株では、安く買って高く売るという株で儲ける株の基本を、実践できますので、最初は、低位株、ボロ株からはじめると株式投資の面白味を味わえます。
大型株、中型株、小型株という株の呼び方があります。このうち、大型株とは、発行済み株数が多くて、値動きの重い株をいいます。東証においては、発行済み株式数が2億株以上を大型株といいます。
中型株とは、発行済み株式数が、6000万株以上2億株未満。6000万未満になると小型株といいます。
最近では、1株単位で株価が数十万円もしてしまうような株があり、、発行済み株数だけを見れば、それほど多くないのに時価総額がグンと大きくなっている株がでてきています。時価総額が大きい株を大型株、小さい株を小型株と呼ぶケースも多くなってきています。ただし、今のところ、時価総額での区分については、明確な基準はありません。
逆張り 順張り
逆張りとは、相場が悪い時に買い、相場が良い時に売ることです。人とは違う方法で売買する投資手法です。株の相場格言にある「人の行く裏に道あり花の山」は、逆張りの効果のことをいっており、こういった方法もあることを裏づけています。
順張りは、相場が高くなると買い安くなると売るというスタイルです。どちらがメリットがあるかというと、一時的には順張りが、中・長期的には、逆張りの方が効果的です。逆張りの方が、買うとき安いため売るときに有利になるためです。ある株の投資を長くやる場合は、逆張りの方が勝つ確率が高くなるといわれています。
●株式用語
難平買い(ナンピン買い)
難平買い(ナンピン買い)について、ナンピンは、平均化するという意味から、購入した株価が思っていたよりも下落したときに、株券を買い増して平均購入単価を引き下げていくという方法です。
難平買い(ナンピン買い)は、たとえば、1株300円で1,000株を購入したとして、株価が200円まで値下がったととします。
このときこの株式を1,000株買い増すと、 平均すると(300円×1,000株+200円×1,000株)÷2,000株=250円となります。ここで株価が250円まで回復すれば、損益はゼロになります。
ナンピン買いは、買い増しした株数が多ければ多いほど、平均して買った金額を引き下げることができるというものです。
詳しく知りたい方には、株の原則 (邱永漢 著)という本があります。
●株式用語


